こんにちは〜。今回は日本橋から品川宿へ散策した様子をご案内していきます〜。
日本橋から品川周辺へは距離にして8km前後です。
結構歩いた印象なのに数字にするとそうでもない。。。
品川宿
江戸と京都を結ぶ「東海道」のなかで一番最初の宿場町が「品川宿」です。上の広重の絵には日の出の時刻に大名行列が品川宿に到着した様子を描いているみたいです。右手に見える山は「八ツ山」みたいです。現在の「北品川駅」付近から、「青物横丁駅」付近までを品川宿と呼んだそうです。
江戸開城西郷南州勝海舟會見之地
こちらは品川宿ではないのですが、日本橋〜品川宿の間にある田町駅近くにある「江戸開城西郷南州勝海舟會見之地」です。
有名な「江戸無血開城」の会談があった場所だと言われています。3月13日14日の2日間に西郷隆盛と勝海舟が会談し、江戸無血開城が決まったとされています。今は高層ビルに囲まれていますが、かつては薩摩藩の蔵屋敷があったみたいです。


泉岳寺
田町駅周辺からさらに品川に向かって歩くと泉岳寺があります。泉岳寺は大石内蔵助吉雄銅像などがあり、赤穂四十七義士の墓所があることで有名です。




高輪大木戸跡
泉岳寺に程近い場所にあるのが高輪大木戸。江戸時代は街ごとに木戸を設置して警護していたのですが、高輪は江戸の入り口であったため大木戸と呼ばれたみたいです。そしてここ「高輪大木戸」はあの日本地図を作成した伊能忠敬が正確な地図を作るため、この高輪大木戸を起点にしたそうです〜。今では特に整備もされず一見すると何かわかりません😭


土蔵相模跡
北品川の商店街を入ってすぐあるのが土蔵相模跡。ここは「相模屋」という遊郭があった場所みたいですね。江戸末期、長州藩の高杉晋作らが英国公使館焼き討ち事件を起こすのですが、その際の作戦会議所として、こちらの土蔵相模が使われたと言われています。


品川宿石碑
土蔵相模跡をさらに南に進んでいくと品海公園があり品川宿の石碑が設置されています。

品川神社
今回は行けなかったのですが、北品川商店街の西にあるのが、源頼朝によって創建され、祈願成就の神社とされ、徳川家康が関ヶ原の戦いの前に戦勝祈願した事で徳川家とゆかりのある神社「品川神社」があります。急な階段を登り高台にある素敵な神社らしいです。ぜひ足を運んでみてください。
東海道品川宿本陣跡
品川宿がある品海公園を超えて進んでいくと聖蹟公園があります。実はここが品川宿本陣跡なんです。なんでも明治元年(1868)の明治天皇東幸の際に行在所となったため「聖蹟公園」という名がついたみたいです。


品川橋
さらに南に進むと「品川橋」が見えてきます。東海道北品川宿と南品川宿の間に架けられた橋で、橋が架かる目黒川で北と南で分かれていたようです。昔の人もここを通ったんだなぁ、と感慨深く橋を眺めました。
