レトロなアメリカンダイニング「キャディラックカフェ」

JR藤枝駅南口から徒歩4分。非日常空間で味わうアメリカンハンバーガー。仲間やパートナー、ご家族と世代を越えて楽しく過ごせるお店です。

居るだけ楽しい空間

お店は2022年7月にオープン。開店して2年程ですが、噂を聞きつけて東京や大阪からわざわざ立ち寄られるお客様もいるくらい、店内はレトロなアメリカを象徴するこだわりの内装とグッズであふれています。

もしかすると馴染みのない方には、入店に少し勇気がいるかもしれませんが、フレンドリーなスタッフの方が優しく案内してくれますのでご安心ください。

オールディーズ（1950年代〜1960年代にアメリカを中心に流行した音楽）好きにはたまらない空間であることはもちろんですが、音楽や昔を知らない世代でもカラフルなレトロかわいいアメリカングッズの数々を眺めるだけでも楽しめる店内です。

店内に飾られているものは、オーナーが時間をかけて集められたものと、オーナーの仲間や知人から寄せられたものがあり、合わせてこれだけの数になったそうです。また、寄せられた品々は、元の持ち主の想いも詰まっているそうで、そんな経緯に想いを馳せてみるのも面白いかもしれません。

その店内の一角にはステージがあり、生演奏のライブが定期的に開催されています。元はジャズバーだったそうで、天井が高くて中二階もある作りになっており、なんとも色気のある階段が二階へと誘います。

中二階も広々としていて開放感がありつつ、場所によっては特別感のあるつくりになっていて気分が上がりそうです。上から眺める店内もいいですね。

外にはテラス席があり、季節によっては、窓が開けられて開放的な空間で食事ができるようになっています。

また、テラス席は愛犬の同伴ができる点も嬉しいところです。

豪快なアメリカンハンバーガーと多様なメニュー

看板メニューのキャディラックハンバーガーは、肉厚のパティに大胆に大きくカットされた玉ねぎとトマト、そこにチーズと特製ソースがサンドされたボリューミーなハンバーガー。思い切り頬張るのも醍醐味です。

オープン当初は、ハンバーガー、ハンバーグが中心のシンプルなメニューだったそうですが、お客様のご要望に答えるうちにメニューが徐々に増えて現在の品数になっていったそうです。

こちらはメニューの一部。他にもサイドメニューやドリンクメニューがたくさんあり、ちょっとつまみながら一杯飲んだりもできます。

目指すは個人経営のファミリーレストラン

オーナーの清水孝之さんは、目指すは「個人経営のファミリーレストラン」と語られています。往年のオールディーズファンもそれを知らない若い人も、誰もが足を運べるお店をと考えられているようです。だからこそ、お客様の声を聞いてメニューなども対応されているのですね。

清水さんは、以前は30年程、藤枝駅北側の駅前商店街でアメリカンバーを営まれていました。当時は、商店街もとても賑わっていて、静岡市など他市から藤枝に遊びに来る人も多かったそうです。清水さん含めた商店街の方も盛り上げようと色々と企画されていたそうです。

今は以前に比べて駅周辺の人通りが少なくなってしまっていますが、清水さんには大好きな藤枝をより良い街にしたいという強い想いがあり、昼間に楽しめる今のキャディラックカフェを始めるに至ったとお話してくださいました。

元気な個人のお店ができていけば街も活気付いていく、とその先頭に立たれています。

そして現在、お店以外にもPTA会長を務められたり、地域でのイベントを主催されたりと、藤枝に元気を、そして若い人が楽しめる街にしようと奔走されています。

遠方から見えるお客様は、素敵なお店はもちろんのこと、そんな清水さんの人柄を慕って来られているようにも思われました。

お店とお食事を楽しみに、また、オーナーさんやそこに集う人々との出会いを楽しみに足を運んでみてください。