今回は藤枝市指定天然記念物に指定されている「蓮生寺のイブキ」がある蓮生寺のご紹介です。
蓮生寺とは?
蓮生寺(れんしょうじ)は真宗大谷派の寺院で、山号は山号は熊谷山になります。
1195年(建久6年)熊谷直実が55歳の時に開山となって創建されたと伝えられています。
平家につかえていた熊谷直実が、源頼朝に臣従し御家人となって、その後出家して法然の門徒となり蓮生(れんしょう)と名乗ったそうです。
熊谷 直実(くまがい なおざね)は、平安時代末期から鎌倉時代初期の武将。武蔵国熊谷郷(現・埼玉県熊谷市)を本拠地とした。熊谷直貞の次男。
熊谷氏は桓武平氏・平貞盛の孫[注釈 2]・維時(これとき)の6代の孫を称するが、武蔵七党の私市党、丹波党の分かれともされ、明らかではない[3]。直実の祖父・平盛方(もりかた)が勅勘をうけたのち、父直貞の時代から大里郡熊谷郷の領主となり、熊谷を名乗った。
平家に仕えていたが、石橋山の戦いを契機として源頼朝に臣従し御家人となる。のちに出家して法然の門徒となり蓮生(れんしょう / れんせい)と号した。
『平家物語』「敦盛最期」の段における平敦盛との一騎討ちは、直実は敦盛とともにこの故事の主人公として、能の演目『敦盛』、幸若舞の演曲『敦盛』といった作品に取り上げられている[4]。
藤枝大火の痕跡
明治37年に起こった藤枝大火の傷跡が残っている箇所がこちら。本堂鬼瓦。
そしてこちらにも大火の傷跡が。
見えずらいかもしれませんが、焦げたあとがそのままになっています。
蓮生寺のイブキ
蓮生寺を訪れる人の多くは、市の天然記念物に指定されている「蓮生寺のイブキ」を見に来るんじゃないでしょうか?
なんでも樹齢700年以上だとか。こちらも火事で一部が焼けましたが、その後回復したみたいです。
ちょうど本堂鬼瓦が展示されている横に、奥に進む通路があります。
蓮生寺は蓮華寺池公園からすぐなので、散歩がてら訪れてみてはいかがでしょう?